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 ◆ 有田焼の歴史

有田に咲いた一輪の花-磁器(佐賀県西松浦郡有田町)

肥前磁器の焼造は17世紀初頭からはじまりました。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、多くの藩が陶工を日本へと連れ帰ったのです。
肥前国鍋島藩主鍋島直茂が連れ帰った、その中の一人が有田焼の祖とされる李参平(イ・サムピョン、一説には韓国の忠清南道金江出身)です。

彼は、1616年(元和2年)(1604年説あり)に有田の泉山で白磁鉱を発見し、そこに天狗谷窯を開き日本発の白磁を焼いたとされます。
李参平が日本磁器の祖であるという説は広く信じられていますが、近年の学術調査の進展により、天狗谷窯の開窯よりも早い時期から、有田では陶器製造が始まっていたことが明らかになっています。

有田に咲いた白い花―磁器、この美しい焼物が、今日の繁栄を見せているのは、500年をさかのぼる焼物の土壌があるからです。
気の遠くなるほど長い、長い歴史を持つ有田。

21世紀を間近にした今日、柿右衛門、今右衛門などの伝統手法は、いよいよ磨きかけられ、若い作家たちも、点在する大小の工房も、次々にすばらしい意欲作を作り出しています。

〜崋山窯〜(有田焼窯元)

二百年の伝統 鍋島藩御用達の窯。創業1796年(寛政8年)で開窯以来200有余年、有田の伝統に新しい技術と感覚を加え、古伊万里系、鍋島系、柿右エ門系のそれぞれの良さを受け継ぎ繊細ですっきりとした作風は崋山窯ならではの味わいとなっており、多くの愛好家に推賞されています。

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